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2024.05.22
2024年10月、郵便料金が値上げ!?料金改定とDM料金を安くする方法
ダイレクトメール発送代行・封入・宛名印字・折り加工のキタガワ商会、スタッフのMです。
総務省は昨年末、25g以下の手紙(定形郵便物)やはがきの郵便料金を約30年ぶりに改定する方針案を発表しました。
値上げの対象となる郵便物と改定後の郵便料金、DM料金を安くする方法もあわせてご提案します。
今回は、「2024年10月、郵便料金が値上げ!?料金改定とDM料金を安くする方法」についてです。
値上げの対象となる郵便物・改定後の郵便料金は?
郵便料金の値上げが予定されている郵便物は、以下の通りです。
・25g以下の手紙(定型郵便)
・50g以下の手紙(定型郵便)
・通常はがき、レターパック
・速達、定形外郵便物
・特殊取扱郵便物
2024年3月時点でレターパックや定形外郵便物、特殊取扱郵便物などの郵便物については値上げの詳細は明らかになっていませんが、
定形外郵便物や特殊取扱郵便物は30%程度を基本に値上げされる方針が示されています。
なお、2023年10月に改定されたばかりの書留等の料金の値上げはなく現行を想定しています。
・25g以下の手紙(定型郵便物) 84円 110円 +26円(31%)
・50g以下の手紙(定型郵便物) 94円 110円 +16円(17%)
・通常はがき(第二種郵便物) 63円 85円 +22円(35%)
利用者が多いレターパックや速達については、利用者の利便性を重視して値上げ幅を抑える方針とのことです。
郵便料金値上がり後もDM料金を安く抑える方法
■1. 猶予を持った発送スケジュールを組む
手紙(25g以内の定型郵便)を「速達」で出す場合、基本料金の4倍以上にもなりますので、
DMの送料を安くするためには、期日までに余裕を持って発送依頼をすることが重要です。
速達料金を抑えるだけでなく、「猶予割引(※1)」などの割引制度により送料を安くすることができます。
(※1. 猶予割引とは『通常2日で配達するところを5日後または7日後の配達で構わない』といった猶予ある配達依頼をした場合に適応される割引)
余裕を持った依頼は、発送作業や印刷依頼をする際にも同じことが言えますので猶予を持った発送納期を組むと良いでしょう。
■2. 1,000通以上の大ロットで発送する
DMの送料は発送部数が多いほど安くなり、1,000通以上を目安にさまざまな割引を受けることができます。
【郵便局の割引制度例】
・1,000通以上 「バーコード割引」
・2,000通以上 「広告郵便割引」「利用者区分割引」
・50,000通以上 「特々(3本線)割引」「拠点局差出割引」など
これらの割引を組み合わせることで最大43%の割引を受けることができます。
ヤマト運輸や佐川急便など運送会社に依頼する際も割引率は異なりますが1,000通以上が割引適応の目安と言われています。
また、印刷代金についても、一般的に枚数が多いほど一枚あたりの印刷単価を安くすることができます。
■3. 配達区域管轄の事業所に持込む
DM発送を郵便局に依頼する場合、配達区域を管轄している事業所に持ち込むことで
送料を安くする【郵便区内特別郵便物】という割引制度が利用できます。
同一差出人から差し出される定形郵便物または定形外郵便物を同時に100通以上差し出すなどの条件を満たす場合、
近所(配達区域内)に配達する郵便物を安くする郵便局の制度です。
運送会社においても同様の制度があり、配達地域が事業所から近ければ送料は安く、遠ければ送料が高くなります。
DM発送を依頼する際は可能な限り配達区域を管轄している事業所に持ち込むようにしましょう。
■4. 値上げ対象外の「特約ゆうメール」を利用する
2024年10月の郵便物値上げの対象外である「特約ゆうメール」に切り替えることで、送料の値上げ幅を低減できます。
「特約ゆうメール」は通常のゆうメールと違い、チラシやA4ハガキなどのペラ物の発送が可能です。
ただし、差出人や返還先といった規定の表記が必要で、差出しには必ず郵便番号での仕分け・結束作業が伴います。
また、信書はゆうメールで発送できません。
キタガワ商会では、ダイレクトメールの内容が信書に該当するかの事前確認・ご相談を承ります。
弊社提携先のゆうメール特約運賃を利用し、コスト削減を実現します!
ぜひ一度ご相談ください。
以上、「2024年10月、郵便料金が値上げ!?料金改定とDM料金を安くする方法」でした。