スタッフブログ
2024.06.03
梱包と包装の違いとその用途
ダイレクトメール発送代行・封入・宛名印字・折り加工のキタガワ商会、スタッフのMです。
今回は「梱包と包装の違いとその用途」についてお話します。
梱包と包装。通販サイトの利用拡大に伴い、今では多くの企業にとって大きな課題になっています。
どちらも同じような意味で使われていることが多いと思いますが、厳密には少し内容や目的が異なってきます。
梱包とは
梱包とは、輸送を目的として商品や荷物を傷つけないように緩衝材やダンボール箱で包むことや、その際の資材や技術を指します。
荷物に合わせて適切な梱包を行うことが重要です。
「梱包」が適切なシーン
梱包は、以下のようなシーンで日常的に使われています。
配送する商品が以下に当てはまる場合は、包装ではなく「梱包」が適切です。
・テレビ・ノートパソコンなどの破損リスクの高い精密機械
・ガラス・陶器などの壊れやすい素材の商品
・衣類や書籍などの破損リスクの低い商品でも、配送時の雨や紫外線によって商品が劣化する可能性があるため、梱包する必要があります。
SPツールなどの発送においても、近年は「小ロットでかつ多品種」であることが増えています。その都度、適切な梱包方法の見極めが必要となります。
包装とは
梱包が「丈夫な荷造り」なのに対して、包装は「装飾」的な意味合いを持ちます。
商品をより魅力的に飾るためには、どのような手法や資材を使えば良いかなどを考える必要があります。
包装の仕方によっては、商品の魅力が伝わりにくくなるので注意が必要です。
「包装」が適切なシーン
包装は、以下のようなシーンで日常的に使われています。
商品を包む行為が以下に当てはまる場合は、「包装」を行いましょう。
・会社の創立記念日、永年勤続記念品、イベント粗品など。
・近年ではECサイトのお中元・お歳暮時期やクリスマスシーズンなどのギフト対応に。
・BtoB・BtoC問わずノベルティの配布などまとまった数のラッピングが必要な場合も。
デパート包装やキャラメル包装のような美しい仕上がりを量とスピードをもってこなすには、高い技術が必要になります。
梱包・包装も安心してご依頼ください
梱包と包装、目的も意味も違いますが、どちらも受け取る人のことを考えるという共通点があります。
少し間違うと、商品の破損などといったトラブルにつながるかもしれません。
また、相手先の企業やお客様や対し、マナーに欠けるなど企業イメージを損なうことにも繋がりかねません。
キタガワ商会では、内容物やシーンに合わせた梱包・包装など各種手作業も承っております。
梱包~発送代行について、できる限り柔軟に対応させていただきますのでなんでもご相談ください。
以上、「梱包と包装の違いとその用途」でした。