スタッフブログ
2024.06.12
カスタマーバーコードを利用して郵便料金の経費削減!
ダイレクトメール発送代行・封入・宛名印字・折り加工のキタガワ商会、スタッフのMです。
今回は、請求書のハガキやDMの宛名面によく記載されている「カスタマーバーコード」とその割引についてご紹介します。
カスタマーバーコードと割引の仕組み
郵便局で使用されている、「バーコード付郵便物」のことで、郵便物の宛先をバーコード化し、
郵便番号の自動読取区分機での処理を効率化することを目的に作られたバーコードです。
カスタマーバーコードには郵便番号と番地が組み合わされた数字の情報が含まれています。
通常、投函された郵便物は郵便番号と宛先を読み取る機械に通され、地域ごとに振り分けられます。
この際、文字と数字で表記されている住所情報の代わりにバーコードでの読み取りにしたほうが誤区分も激減し、作業効率も上がります。
つまり作業効率を上げる代わりに、割引が受けられるという仕組みです。
カスタマーバーコード割引でどのくらい安くなる?
■差出通数…1,000通以上
■割引率…3%(往復はがきは1.5%)
【例1.通常はがき3,000通の場合】63円×3,000通=63,000円から3%割引→5,670円お得!
【例2.定形郵便物5,000通の場合】84円×5,000通=84,000円から3%割引→12,600円お得
発送する通数が多ければ多いほどお得になるので、DMなどのまとまった発送がある場合にはぜひ活用したい割引です。
カスタマーバーコード割引を利用する際のポイント
DMにカスタマーバーコード割引を利用する際のポイントは2つあります。
この制度を利用したい方はぜひ参考にしてみてください。
■カスタマーバーコードの位置
郵便物の宛名面、上下左右の縁から10mm以上離れた位置に入れ、上下左右にはそれぞれ2mm以上の余白を設けます。封筒に入れて送る場合は、封筒の窓枠の縁から2mm以上余白が出るようにします。宛名が横書きの場合は宛名の真下、縦書きの場合は宛名の左右または下部にカスタマーバーコードを印刷してください。
■カスタマーバーコードの色
カスタマーバーコードの色は黒か濃い青にします。それ以外の色は機械が正しく読み取れなくなるため注意しましょう。
☆補足☆バーコード付き郵便物をネットやSNSに掲載しないでください!
カスタマーバーコードには「郵便番号」+「住所」の個人情報が使用されています。自宅に届いた郵便物などの写真を宛名だけぼかしてネットやSNSに掲載しているケースもありますが、個人情報を知られてしまいますのでご注意ください。
いかがでしたか?
一度に1,000通以上、大量のDMを発送する機会がある場合はぜひ利用したいサービスですね。
とはいえバーコードの記載にも意外と細かい条件があり、通常業務をしながら、自社で行うとなると大変…。
当社では様々な郵便割引適用の為の付加作業に対応する他、お客様ごとに最適なコスト削減のご提案をいたします。
以上、「カスタマバーコードを利用して郵便料金の経費削減!」でした。